祖父が買ってきたルースで作ったペンダント

祖父が若い頃、アフリカで様々なルース(裸石)を買ってきました。祖母はその一部は指輪などに仕立てたものの、多くはルースのままにしておいたので、祖母の死後、孫一同でそれを分けました。
いとこの中にはルースを鑑定に出した人もいたのですが、残念ながらイミテーションだったとのこと。私がもらったのはタンザナイトらしき石ですが、本物だったら大きさからいってかなりの価値だし、ちょっとタンザナイトにしては変なところもあるので、これもイミテーションの可能性が高そうです。エコキュートも寿命なので交換費用として期待していました。でも本物だろうがイミテーションだろうが、私にとっては祖父や祖母の思い出が詰まった石なので、価値は変わりません。
ルースのまま取っておいても仕方がないので、知り合いのアクセサリー作家に希望のデザインを伝えて、ペンダントに仕立ててもらいました。今でも気に入って使っていますが、紐が少々くたびれてきたので、また仕立て直してもらおうかとも思っています。一生大事にして使うことでしょう。